椅子に座ると、気づいたら脚を組んでいる。
脚を組むのはよくないと言われるので、いったん戻してみるけど、しばらくするとまた組んでいる。
しかも、右脚を上にしたり、左脚を上にしたり。落ち着く姿勢を探しているうちに、いつの間にか何度も組み替えています。
そもそも、どうして脚を組みたくなるんでしょうか?
理由のひとつは、同じ姿勢で座り続けることによる疲れです。
椅子に座っている間も、骨盤や背中の筋肉は姿勢を支えるために働いています。
脚を組むと骨盤の傾きや身体の重心が変わるので、それまでとは違う場所に体重を預けられます。
つまり、脚を組むことで一時的にラクな姿勢を探している場合もあるんですね。
もちろん、脚を組んでいれば身体にいいという話ではありません。でも、組むことそのものを悪者にするより、どうしてその姿勢がラクなのかを考える方が面白そうです
長時間座っていたあと、立ち上がるとお尻や太ももが重い。
少し歩くとラクになるけど、また座っていると同じように疲れてくる。
これは、座っている間に同じ筋肉が働き続けたり、お尻や太ももが椅子に押され続けたりすることも関係しています。
特に脚の付け根には、股関節を動かすための筋肉が集まっています。
例えば腸腰筋は、腰から骨盤の内側を通って太ももの骨につながる筋肉。膝を持ち上げたり、脚を前に出したりするときに働いています。
座っている間は股関節が曲がった状態なので、長時間その姿勢が続くと、立ち上がったときに脚の付け根が突っ張るように感じることもあります。
さらに、脚を組んでいると左右のお尻にかかる体重も偏ります。
ずっと同じ側ばかりで組んでいる人は、たまには反対側に変えたり、いったん立ち上がったりしてみましょう。
脚の付け根が重いからといって、必ずしも脚の付け根だけが疲れているとは限らないんですね。
脚を組むのはよくない。
猫背もよくない。
骨盤を立てて、背筋を伸ばして、両足を床につけて座りましょう。
そう言われて頑張ってみたけれど、今度は腰や背中が疲れてきた。
そんな経験はありませんか?
実は、どんなに綺麗な姿勢でも、長時間同じ姿勢を続ければ筋肉は疲れます。
背筋を伸ばすためにも筋肉を使いますし、骨盤を支えている筋肉も休んでいるわけではありません。
ここで少し注目したいのが、骨盤の底にある骨盤底筋です。
骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸などを下から支える筋肉で、お腹や背中の筋肉とも協力しながら働いています。
骨盤底筋というと、締めるトレーニングを思い浮かべる人も多いかもしれません。
でも、筋肉は締めるだけでなく、必要に応じてゆるめることも大切です。
正しい姿勢を頑張りすぎて、ずっと身体に力を入れているのも疲れてしまいますよね。
綺麗な座り方を一日中キープするより、時々姿勢を変えて身体を動かす方が、現実的かもしれません
脚を組むのが癖になっているからといって、毎回自分の姿勢を反省する必要はありません。
座っている時間が長ければ、お尻も太ももも腰も疲れます。
だったら、疲れたところをほぐす時間があってもいいですよね。
69etsでは、お尻や太もも、脚の付け根、腰など、普段の生活で疲れやすい場所もオイルマッサージでケアしています。
脚を組んでいるときにラクなのはどちら側か、座っているとどこが重くなるのか。そんな普段の癖も、施術を組み立てるヒントになります。
もちろん、脚を組む癖を無理やり直すのが目的ではありません。
普段頑張っている筋肉をほぐして、身体をラクにしてあげる。
それだけでも、座りっぱなしで疲れた日の過ごし方としては十分だと思います